工事現場のIT化について

肉体労働が全てではない、工事現場におけるIT化の現状と未来への展望を探るサイト。

工事用車両などのIT化の状況とは

GPSを用いた工事車両運行のシステム

大手建築会社では、GPS(衛星を用いた位置観測システム)を用いた工事車両の運行管理システムを開発、導入しています。
工事車両は皆さんが想像するように、ダンプやトラック、トレーラーなどの大型のものが多く、振動があり、騒音もします。
つまり、工事現場周辺地域への影響が大きい車両であるといえます。
そのため、車両の速度や運行状況をGPSで常時管理し、場所ごとの制限速度指示などを自動で運転手に出す事で、工事現場周辺地域への悪影響を最小限に抑える事ができるというシステムが、用いられています。
導入は意外と簡単で、専用装置をシガレット電源に装着すれば、あとは自動で運用が開始されます。
また、これらのデータは常に蓄積されていくので、これからの工事計画策定時にも、有用な資料となってくれます。

作業員と工事車両のIT化による安全向上

先程、ICタグの導入による一例を挙げましたが、工事車両と作業員の連携においても、このIT化、ICタグ導入による効果が実証されています。
具体的には、まず、工事車両にICタグを検知する装置を取り付けます。
工事作業員には、ヘルメットなどにICタグを取り付けます。
そして作業中、工事車両が作業員に接近していると、装置がICタグを検知し、工事車両の運転者に警告を発するという仕組みです。
工事現場での事故で多いのが、工事車両の死角に作業員が入り込んだことでの接触事故で、このタグ導入によって、このタイプの事故を大幅に回避することができます。
また、持ち込んだ工具にICタグを貼っておけば、現場入退場時にセンサーによって道具の置き忘れをチェックできます。
道具置き忘れによる事故発生を、これで防ぐ事ができるのです。


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